関節リウマチの初期症状
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風邪をひいて熱があるときなどに、身体の節々が痛くなる経験をしたことがある人は多いと思います。関節の痛み自体は、発熱などが原因でも起こりうるものですから珍しい症状ではありませんが、特に風邪をひいたりしていないときに起こる痛みの場合には、関節リウマチが気になるところです。
関節リウマチの初期症状としては、手や足の指などの比較的小さな関節から始まりますが、痛みはそれほど激しいものではないため、しばらくの間ジッとしていれば耐えられないことはないようです。物を持ったり、関節を動かしたりなどのちょっとした動作をした時に漠然とした痛みを感じたり、押したり圧迫した時に感じる圧痛があるのが特徴的でしょう。
リウマチの初期症状としては、痛みよりも「はれ」や「朝のこわばり」が目立つことが多く、左右両方の関節に対称に現れます。朝起きると関節がこわばるは、眠っている間に関節の炎症によって体液が溜まることでむくむためと考えられています。起きぬけはどうしても動かしづらいようですが、しばらく動かしている内に体液が移動するため、段々とこわばりが取れて楽に動かせるようになります。長い時間椅子に座ったままでいるなど、長時間同じ姿勢でいると、関節を動かしていないため同様の症状が現れるようです。
関節リウマチの痛みやはれといった症状は、よくなったり悪くなったりを繰り返しながら、ジワジワと進行しますから「今は痛くないが、以前はあった」というような場合には、そのことも含めて全てをお医者さんに伝えるようにした方がいいでしょう。
関節リウマチの原因
関節リウマチの原因は、今のところ全てが解明されたわけではありませんが、免疫システムの異常が関係していることが徐々に明らかになってきたようです。免疫というのは、病原体などの抗原が体内に侵入してきたときに、異物を攻撃する抗体を生成して、抗原を体外へ排除するシステムのことですが、この免疫システムになんらかの異常が発生すると、様々な病気を誘引してしまいます。花粉症や食物アレルギーなどは、免疫システムの異常によるものです。
関節リウマチは、免疫システムの異常で自分自身を攻撃してしまうような病気である自己免疫疾患のひとつです。関節リウマチの患者さんの約70%が「リウマチ因子」と呼ばれる特有の自己抗体を持っているといわれており、リウマチ因子が本来なら自分の体を守るために働く免疫グロブリン(Ig)の中のIgGという抗体に反応してトラブルを引き起こしているのです。
リウマチ因子は、健康な人にもあったり、関節リウマチ患者さんでもリウマチ因子を持たない人もいますから、リウマチ因子を持っていることだけが関節リウマチの原因とは言い切れませんが、発病と密接な関係があり診断に重要な要素であることは間違いないでしょう。